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2017-06

鳥取 大山 三鈷峰 その3 - 2012.07.26 Thu

       |||||||||||||||||||| 四 国 辺 境  ||||||||||||||||||||

             

         天狗陰陽暦
      2012 0726  


        
七日巡り:木の日



  ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ *** ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥



  鳥取 大山 三鈷峰 の歩き方   試登編

          その3

20120717sankoho2042.jpg

さて・・

ずいぶんと記録のつづきが遅れてしまった。

・・のには理由がある。

前回の三鈷峰 試登隊記録編:その2を書いてその3を準備して

いる間に、とうとう・・というか やっぱり、

三鈷峰:TV取材本番登山の日を迎えてしまったのである。


では、三鈷峰:TV取材:本番登山編を早くお届けするためにも

この試登編 その3を今日に完結させる覚悟である。

   
( ↑ 信用しないほうがいいかも )




 ||||||||||||||||||| 試登編:その3 |||||||||||||||||||



320120717sankoho2142.jpg


午後 12 時 27分 われわれ GP三鈷峰 試登隊はユートピア小屋を

出立して帰路についた。

コースタイムとしては上々、時間的に余裕のこころ。

そして下り始めておよそ30分、

上宝珠越えポイントに着いたところで 休憩となったそのとき

オッカー司令官より、

 これからの下山作戦辞令が告げられた。


20120717sankoho2152.jpg
   
 
 われわれ GP三鈷峰 試登隊は、

 これより通常下山ルートからコースを変更・・

 通称 " 砂すべりコース " へと向かう。

 ただ、このコースは落石が多く危険が伴ううえに、

 一カ所だけ絶壁をロープワークで降りなければならないが

 各自、慎重に試みれば問題はない。

 健闘を祈る・・ OVER.



 えっ?

   ・・・・・ どういうこと?



20120717sankoho2158.jpg


その顔に動揺の色が隠せない女性隊員たちではあったが、

ともかくも、ここに至り・・

どうやら、その " 絶壁 " を降りなければ家には帰れないのだ

・・との " 論理的帰結 " にたどり着くのに

それほど多くの時間はかからなかった(合掌・・涙)。


 20120717sankoho2169.jpg
 

 その壁は、

 およそ15m ほどのほぼ垂直の崩壊絶壁だった。



    20120717sankoho2170.jpg


そこにはすでに下降用の太いロープが設置されていたが、どうも

経年劣化が見てとれ、安全性に問題があったようで、

オッカー司令は、新たに支点を確保してザイルを使い下降準備を

整えたのである。


まず先鋒は、

 マユリン・モンロー女史から・・


  20120717sankoho2185.jpg


どうやらかなり高度感があるうえに

足場がかなり不安定らしく

オッカー司令の指示激励する声がずっと聞こえていた。


    20120717sankoho2198.jpg


写真記録をしている私の背後では、

声だけが聞こえてくる状況下 何がどうなってるのかさっぱり

分からないまま O・モカワン女史が不安にうずくまっていた。


振り返れば、眼下には・・

米子の市街と日本海がひろがっている。

20120717sankoho2172_20120726094719.jpg



どうやら無事にマユリン・モンロー女史が降り切ったよう。

そして次鋒は、ややビビリ気味な O・モカワン。



20120717sankoho2218_20120726093409.jpg


 家に・・

  帰るためには・・

  ここを・・降らなければ

  ならない・・のだ よぉ〜〜 うわっ!


   : 実を言えば・・

    登ってきたルートをそのまま降りれば楽に家に帰れるのだが、

    この時点で彼女たちにそのことを言うのは

    決して良策ではないと判断せざるをえなかったのである。


  
 落ちても大丈夫やから、

 ほれ 行け!



20120717sankoho2230.jpg


それでもなかなかの度胸を見せた女性隊員は、

ホッと胸をなでおろしてオッカー司令を待っていたのだが、

その彼女たちの背後の山を振り返れば・・

     20120717sankoho2174.jpg


そこには、

言われなくとも分かりすぎる " 落石の危険性 " が

視界いっぱい 戦闘態勢に入っていた。


  20120717sankoho2236_20120726094720.jpg



長居は無用。

たしかにここの落石が日常的に起きていることは足元を見れば

その真新しい崩れたばかりの瓦礫が語っていた。



20120717sankoho2249.jpg


たしかに、ここ " 大山 " は、

その成り立ちが古代の火山で、老齢期を迎えて徐々に崩壊してゆく

山容であることがわかる。



20120717sankoho2336.jpg


しかし・・

その老いて自然のままに崩れゆく姿は、どこか刹那的で美しい。


20120717sankoho2356.jpg


これで GP 三鈷峰 試登隊物語は終わるのであるが、

このとき、

参道を下るオッカー司令の心は、ある明らかになった問題に

深い熟考と決断の間を行きつ戻りつしていたのである。


 さて・・

 来たる TV取材の本番登山では、

 女性レポーターは、

 このかなりキツいコースを行けるだろうか?

 それに・・

 あの危険な崖を さて 下ったものかどうか?

 リスクは・・いかに?

 コースを変えるか?

  それとも・・目標を " 大山 " に変えるか?


 必要な " 水の量 " は?

 ・・・・・

  トイレの問題は どうする?

 う〜〜む。 



 
 ||||||||||||||||||| 試登編:完結 |||||||||||||||||||



そういう意味では、

迂闊に 山に連れてって・・的に " 臨時参戦 " した女性たちの

その労苦と汗がとても報われた今回の
試登となったと言えよう。


彼女たちの同行を快く承知したオッカー司令の心内に、

これらの成り行きが、どれほどに期待されていたものかどうか

それは神のみぞ・・

 いや、私も少しは知っているのである。


 OVER.








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● COMMENT ●

No title

あはははは・・・
そりゃあ、行った方がええんと違うか?山、険しければ、また楽しからずや。

No title

ちょっと一杯ひっかけて読んだクマも
あはははは・・・

久々の天狗節炸裂ばんざーい!
見てるだけはおもろいです(笑

No title

>> kenzo氏へ

はい、いずれ本番編で書きますが、
事前のミーティングにて番組のディレクターも「道険しければ・・」との絵が撮りたいとのことで・・ははっ。

乞うご期待あれ。

>> kuma母へ

楽しんでいただけて、これ以上の賛辞はありません。

ふだんまわりの連中からは「文が長くてほとんど読まんわ」などと言われつづけて、多少自信を失っておりました。

情報しか求めない現代のネット世代に対し、わたくし‥敢然と「長文」で読んでこそ楽しいブログで勝負してゆく所存です。

でもまぁ〜これからは、自分の文章をもっと洗練させてゆかねばなるまいと自省もしております。

でもね、書くって、楽しいんですわ。またよろしくお付き合いください。


No title

文章も多いけど・・・
写真も多いんでしょうね~♪
動画のごとく撮られた写真を見るのが、楽しみです♪

O・モカワン・・・いいなぁ~
読むだけで、共に登った気になりますた。

Makiさま

どうも、後方支援ありがとう。

" 動画のごとくに・・ " そうなんです。
私はどうしても時系列にそってしか文を書けない体質みたいで困っています。

それしかできないのなら、それでうまく洗練するしか道はないぞと心しております。

しかし同じ日のブログでも、むちゃオモロかったと喜んでくれる方もいれば、長すぎてつまらんわと言う方もイロイロで・・

う〜む、ネットって・・有象無象の世界かな。





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