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2017-04

KSB隊 Vol.4 三鈷峰 登頂記 - 2012.08.06 Mon

       |||||||||||||||||||| 四 国 辺 境  ||||||||||||||||||||

             

         天狗陰陽暦
      2012 0805  


        
七日巡り:日の日



  ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ *** ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥


   
||||||||||||||  銀河鉄道の夜  ||||||||||||||

壮絶な闘いとなった " 晩ご飯 CUP " を闘いぬいたあと、
ひとり外へ出て、星が刻々と数を増してゆく夜空を眺めていた。

北の水辺線のやや上には北斗七星がかかり、その右手北東から
淡い雲のような天の川銀河が天空に架かっていた。


20120723sankoho3388-2.jpg
  ↑  クリック拡大して見ていただければ・・

その天の川を追って真上を仰ぎ見てゆくと
星の河はさそり座を
ともにして、大山の南稜線に沈んでいる。

その時だった。

凍てついたように動かない星々の光の海の中を、

ひとつの " 小さな燐光 " が、ゆっくりと渡ってゆくではないか。
しばし、心が固まる。

その燐光が 明滅しながら風に乗って視界を横切ってゆき・・
ついには視界の影に消えてしまいそうな時になってはじめて


" それ " が何であるかに思い当たる。

  ほたる?

  ・・・ 蛍、だな。

 ーーーーーー ホタルの光 ーーーーーーー

標高 1500mを越える山稜のお花畑で、
天の川銀河の星空の下に、蛍が舞っている。
にわかには
自分の目に見えていることがわからなかった。


おそらくは下界から風によってこの高地に運ばれてきた
" 迷いホタル " かと思うしかない。

20120723sankoho3368.jpg

ややあってふと我に返り、小屋の中にいる皆に声をあげる。

 おぉ〜い! 
 みんなぁ〜! 
 蛍が、ホタルがいるぞぉ〜!


やや興奮気味に何度か叫んだのだが、なぜか小屋の中からは
なんの返事もなく、誰も出てこない。
その間に先ほどの迷いボタルはとうとう暗闇のどこかへと消えて
いってしまったではいか。


 あぁ〜 行ってしまった。
 あれは・・夢か幻か、
 いや 今宵のひとつの奇跡だったのに。

20120723sankoho3387-2.jpg

静かな余韻に心ふるえて座っていたら、やっと皆が外へと
出てきたので、さっきのホタルの話をすると・・

 それは聞こえていたけど・・
  またまたぁ〜 越智さんは、もぉ〜。
  そうやってうまい事を言って、
  みなを外に誘い出そうとしているとばかり思ったから・・


 えっ? ほんとうに?
 ホタルがいたの?

 ふぅ〜〜ん
( ← まだまだ疑心暗鬼な視線で )

ふだんオオカミ少年ばりに皆をからかっている私のことばは
暗い夜の闇に落ちていったものらしい(号泣)。

20120723sankoho3370.jpg

 
しかし今夜のここ大山に住まうよろずの神々は、
これしきの事で あきらめるつもりはなかったらしい。

ホタルの話題もつかの間の笑い話に終わってしまい、
みなが小屋の周りでそれぞれに、夜の風に涼んでいたら・・
誰かが闇の向こうで叫んでいた。

 あれ?

  ホタルが・・ ホタルが光ってる!

 えっ・・ほんと? 

    どこ、どこ?

 あっ、あっちにも光っている。

 
  おぉ! こっちにもいるぞ。

皆の声に私も立ち上がって、まわりを見渡せば、
満天の星空の下に広がるお花畑に、ホタルたちが舞っている。

なんという世界だ、ここは!
今まで見たことのない光景、奇跡のような小さな光の演出に
しばらくは唖然として阿呆のように眺めていただけだった。

声なき感動の心の隅っこでは、もう一つの声がつぶやいていた。
あのぉ〜 ホタルを見つけたのは、
わたし・・なんですけど。

 
||||||||||| 星と蛍と花畑 |||||||||||

写真は? そのホタルの写真はないのか?

はい、わたくし・・かなり粘ってどうにかあのときのホタルを
1葉の写真にとらえることができました。

その写真です、どうぞ!

20120723sankoho3371_20120806090429.jpg

 えっ? 写ってない?

よぉ〜く御覧ください、写真の下、中央のやや右に・・ほら。

あっ、怒らないで! 
なにぶん広いお花畑に飛ぶホタルなもので、とにかくこれしか
写らなかった、いや・・写せなかったのです。

来年には必ずや会心のカットをモノにせねば。

 ・・・・・***・・・・・

 次回 三鈷峰取材記 完結編
(←やっとか)

 お楽しみに。
(←もう待ちすぎたわ)




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● COMMENT ●

No title

ご無沙汰しております
私の お気に入りへの設定が悪く
あの日のまま (本山のホタル)でした
これからは 毎日見れます
楽しみにしていますv-212
ホタルまだいたのですね
本当に 楽しそうなお仲間ですね

No title

はい、わたくしも、
まりもさんの " まりもちゃん " を定期寄読?しておりますよ。
そのさまざまなパンやスィートでかなり " 刺激されて " います(笑)。

大山:三鈷峰のホタルはまったく予想もしていなかっただけに、ほんとうに驚きまして、まっことセンス・オブ・ワンダーな世界でありました。

ただ、あそこへ行くのはかなりキツイ行程なので " よいしょ! " が必要ですが・・。
ですから、旅は道連れ、来年はナカジマ氏も誘ってみようかと画策しています。

あぁ〜今も庭ではクマゼミが・・





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