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2017-08

花を美しく想う心 - 2012.12.10 Mon


     
2012  1210   MON DAY
 
     小話  
||||| 
花を美しく想う心    |||||


    
20121210garden0758.jpg

 
今季最大勢力との呼び声高いこの冬将軍の寒風攻撃は凄まじく
わたしの庭の木々はこの2日で一気に冬の佇まいとなってしまった。

そうした寒々然とする庭の中にあって、いっそう鮮やかな色を現すものあり。
いくつかの鉢物の葉っぱと、最後にひとつ残ったダリアの花。


20121210garden0763.jpg

  
いつも不思議に思うのは、植物たちが、
空気と土と水と、そして陽の光の‥たったこれだけの材料で、どうして
こんな " 鮮やかなる色 " を生み出せるのだろう。

もちろん " 色 " というのは、
葉っぱや花に在る‥のではなく、太陽光のなかに在ることは分かっていても
その光の効果をよくぞここまで華麗に装えるまでになったものだ。


そしてさらなる不思議は、
それら木々や花々が装う色彩を、われわれが " 綺麗 " と感じることだ。

果実の色が私の心を誘うことには道理がある。
それは、種子を拡散するためという植物たちの戦略に見合っている。

ならば、花の色はどうなのだろう?
そして新緑や紅葉の色彩に魅せられるのはなぜなのだろう。

いつからか人類は、生存本能を起因とする欲から飛躍して
自分の利害に関係なくモノゴトを観察して " 感じる " ようになった。

イラクで見つかったシャニダール遺跡の、
その5万年ほど前の石器時代の墓からは、遺骨のまわりをびっしりと花で
埋め尽くされた跡が発見された。

その遺体を包んだであろう花束は、残った花粉の分析から
ヤグルマギク・ムスカリ・麻黄に、ノコギリソウやタチアオイなどの花束。

この献花の心をもった人類は " ネアンデルタール人 " 。
かれらは我々 " クロマニョン人 " とは系統の異なる別の人種なのだが、
私たちの直接の祖先との勢力闘争に破れて絶滅している。

ちなみに‥
同年代のクロマニョン人の墓からは、死者に花を手向けた痕跡は
まだ発見されていない‥らしい。

人類の進化の中で、どこかの時代に、
初めて、花や夜空を見上げて感慨にふけった " ひとりの人間 " が居たはず。
この人間こそが、地球生命進化史に残る飛躍を成し遂げた個体と言えよう。

心が生まれたとき‥と言ってもいいかもしれない。

う〜ん‥かえりみれば、
彼の直系であるはずの私ら現代人類って、大丈夫なのかぁ〜?






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