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2017-05

丸山荘、未だ在り - 2013.01.04 Fri



     
2013  0104   FRI DAY
 

   小話  
||||| 笹ヶ峰 丸山荘 未だ在り
  |||||

     
   20130102wall2160.jpg   
 
   賀日2日、おふくろの代わりに、
   食材買い出しへ出かけた先の狭い路地裏で見つけた、
   かなりググっときた " WALL 物件 " 。


今日4日からアカデミーは授業初めとなり、子どもらと新年の挨拶をかわす。

かつて年明けの最初の授業では、
なんとなく儀礼的に " お年玉はいっぱい貯まったか? " ‥と聞いていたが

数年前のこと、子どもらの様子にふと気づいたコトあって、
以来、あまりお年玉のことは深くは聞かないようになった。

子どもたちのお年玉総額というものが、
ひとりひとり、あまりにもその額の差が大きいのだ。

それは親戚の数であったり、お年玉袋の中身の額の差であったり
差があって仕方なきことなのだが、‥にしても子どもたちのお年玉景気には
あまりに貧富の差がありすぎるので、私からはツッコまないようにしている。

ただ、彼らの会話から聞こえてきた限りでは、
今日の中学生のなかで、もっとも高所得な子は6万円くらいで
もっとも低所得な子は8千円くらいだったよう。


  ・・・・・・・・・ *** ・・・・・・・・・


同樣のことはクリスマスのサンタさんからの贈り物でも言える。

小学1年生からサンタさんは来なくなった女の子もいれば、
中学1年生になってもクリスマスの朝、 iPhone5s が枕元にあった女の子も
いるのだ。

ちなみに iPhone をもらった子は、すでにケータイと iPod Touch を
もっていたのだが‥(ため息)

このサンタさんは、どうやらソフトバンクと契約しているらしい。
きっと月々の通信料もサンタさんの負担‥なんだろうな(ため息×2)

だが、子どもたちよ!
お年玉の所得差も、無粋なサンタさんも、君らの責に負うものではない。

大きくなったら、そのときにこそ、
君らの名のもとに、子どもたちを心の芯からワクワクさせてやれ。


  ||||||||||||||||||||| こども SOS |||||||||||||||||||||||||


 正月早々に、ちょっと説教臭い話題になってしまって早くも反省初め。

 あっ、そうそう!

  実家から帰る際に、かつて笹ヶ峰:丸山荘でお世話になった、
  伊藤のおばちゃん方へ新年の挨拶に寄って来た。


         20130103ito2176s_20130104224118.jpg


このとき、おばちゃんのご家族はお出かけ中だったこともあって
ふたりだけで、あの丸山荘での楽しき深き思い出話に華が咲き。


 ◎ 知らない方のために笹ヶ峰:ちょこっと知識

  愛媛県 西条市にある笹ヶ峰(標高およそ1800m)。
  その山麓にある山小屋:丸山荘で、登山口からかなりキツい山道を
  健脚でも約1時間30分ほどもかかる孤高の山荘で、

  伊藤のおばちゃんとご主人は40年近くの長きに そこを家として
  守って来られ、幾多の山客を迎えてくれた。

  私はなんと高校生の時にここに通いつめ、
  それから15年ほどのブランクを経て、アカデミーの子どもたちを
  またここへ連れてくるようになって‥

  以来、いったいアカデミーの何人の子どもたちが、
  おいちゃんおばちゃんに可愛がってもらっただろうか?

  しかし5年ほど前だったか? 
  とうとう御高齢のためにご夫妻は山を降りられることとなり、
  その後、ご主人のおいちゃんが亡くなられて‥
  あとを追うように丸山荘の守護犬:クロも逝って‥
  おばちゃんは今、
  西条市の街中にある家で余生を送られている。

  わたしの今ある友人たちとの出会いの起点は、まちがいなく
  この笹ヶ峰の丸山荘にあった。

  この山荘は、そういう意味で稀有なる場所だったのである。

  その丸山荘も、最近耳にしたかぎりでは
  後継の管理人の方の手が行き届かないのか、いつも鍵がかかっており
  無人状態でかなり荒れてきて、窓ガラスは割れ、一部床が落ちている
  ‥らしい。

  近々にも現状調査に向かわなければなるまい。

  
  
  
聞けば、おばちゃんも御年84歳、
なんとわたしの母と同じ歳と知り、あらためてちょっと驚く。

 最近ねぇ〜
 ときおりに訪ねてきてくれる人をねぇ〜
 あんまり思い出せんようになってねぇ、
 とってもツライことがあるんよ。


そう話してくれたおばちゃんだったけれど、それは歳のせいだけでなく
実は無理もないことなのだ。

 だって‥
 私たちの側にとっては、唯一無二のおばちゃんだけれど、

 おばちゃんにとっては、
 40年にわたる‥あまたの人々がその記憶の相手なのだから。

そう話してはみても、なんだか辛そうな様子なものだから、

 おばちゃんはねぇ、
 もう忘れてもエエんよ。

 ここでね、大事なことはねぇ‥
 私らみんなが、誰ひとりとしておばちゃんのことをね
 忘れてはおらん‥いや、忘れられんということなんよ。

 だからおばちゃんはな、
 これから‥ゆっくり、忘れてもエエんで。
 

 などと暴言を暴発してしまったのだけど、
 そうして初めて、やっとちょっと顔がほころんでくれた。

 今の自分があるのは、かなりなところ‥
 おばちゃんがあの丸山荘に居てくれたからこそ‥と、
 ずっと感謝している。


  ・・・・・・・ *** ・・・・・・・・


帰り際、外はすっかり暗くなっていて風強く雪が舞っていた。

送りは玄関まででエエ‥と言っても、意に介さず外まで出てくれた
おばちゃんは、振り返って見ても‥見えなくなるまで小雪のなかで
見送ってくれていた。


 かつて私たちが山を下りるときも、
 ずっとああやって雪の中、見えなくなるまで見送ってくれてたな。

 ありがとうね、おばちゃん。
 

 




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● COMMENT ●

懐かしいな~

はじめて、コメントするぜ〜
あけましておめでとうございます。
おばちゃん、元気そうでなにより。
懐かしのあの場所に一度行こうよ
どうなってるか気になるもん。

kumiへ

初コメントありがとう。 そして、明けましておめでとう。
よくココを見つけてくれて、感謝。

笹ヶ峰、君らとよく行った2月か3月にでも日帰りで行こう。
丸山荘との再会にはちょっと覚悟がいる‥かも。

また追って相談する。

僕もぜひさそってね♪雪で遊びたい!

オークマンダーへ

おぉ! みなで行こう。

 2月の下旬か、3月の初旬でどうだろう?
 追って連絡す。


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