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2017-06

神樹:探査報告 - 2013.12.18 Wed

  
    >> SHINRA DEEP STORY

      
2013  1218 WED DAY
 

    小話  
|||||
神樹:第二次調査隊報告 |||||


 20131217sanrei7279.jpg


 われわれ グランパース:第2次 [ 神樹 ] 探索調査隊は
 多大なる成果をあげ、現地時間 1217 17:55 無事に前線基地へ帰還せり。

 さて、座を正して報告せねばなるまい。
 
  われわれは・・苦難の末、
  探査目標であったあの [ 神の樹 ] の場所特定に、

  だいたい成功した。



  |||||||||||||||||||||||||| 報道記者会見 ||||||||||||||||||||||||||||



 えぇ〜コホン  なにか ご質問は?

 ん? ・・・ちょ、ちょっとアナタ。

   だいたい成功した ・・って、どういうことでしょうか?
   その樹は見つかった・・のですか?

 えっ(汗)・・ あ、あのぉ〜・・それはですねぇ(汗を拭う)

   消去法的な仮説をもとに言って、
   神樹は ほぼ 見つかった・・ということです。

 見つけたか?、見つけられなかったのか? (イラッ)
 ごまかさずハッキリ言ってください。

   つ、つまり・・あの谷には見つからなくて
   こっちの谷にも見つからず、あっちの谷にも見つからなかった・・から
   えぇ〜っと、たぶん・・神樹は、あとひとつ残った谷に・・
   あるにちがいないだろう・・と。

   

 それは・・簡単にいえば、
 見つけられなかった・・ということで間違いないですね!


   
は、はい・・そうです!  
    なにか結界があるらしくて・・近づけませ・・もごもご・・




 20131217sanrei7241.jpg

      第2次探査隊の 朝食の風景

 月曜日の深夜 00:00過ぎに到着した 三嶺山の登山口
 名頃(なごろ)の [ P ]である。

 予定では
 上の写真:右に見える休憩小屋に泊まるはずだったのだが、
 なんでかそこのドアは 鍵がガチっとかかっていて入ることならず
 われわれ大いに慌てる。

 ドアには「 ご自由に利用ください 」との看板があるのに
 どういうこと?

  昨年の同じ時期に行った KSB取材の時は、
  ちゃんと使えたのに。

  
 水たまりがカッチンコッチンに凍っていたから
 気温はおそらく0℃くらい。  

  その凍てつく深夜、
  しょうがないので外で寝ることになった。

 
 20131217sanrei7220.jpg


 オッカー司令官とビルドストーン氏のふたりは
 こんな零下の過酷な状況下でも 
 とってもいい寝袋をもっていて快適に眠れたとのこと。

 わたしもかつて
  " とってもイイ寝袋 " をもっていたのだが
 昨年どこかで失くしてしまい、

 この夜は、夏用:封筒型マミー型 シュラフカバー
 苦肉の三重作戦で臨んでの夜が開けた朝一番に、
 
  いやいや・・寒くを感じることもなく
  なかなか快適でしたわ!

 と、ふたりに報告したら・・

  ほぉ〜よかったよかった、
  いやぁ〜われわれは暑いくらいで困りましたから

 
  って、・・きみたち ね(憎)

  

 20131217sanrei7340-2.jpg


 実はこの神樹の立つ位置については
 発見者であるオッカー司令官と私とでは予測位置が異なっていた。

 どちらが当たっているか、
 そのことでちょっとした " 賭け " をしていた。

  もしオッカー司令官予測が当たっていたら
  わたしが頭を丸刈りに・・

  もし私予測が当たっていたら
  オッカー司令官は髪を伸ばして長髪ロン毛に・・

   ( 註:オッカー司令官はもともと坊主頭なので・・)


    20131217sanrei7308.jpg



 そしてこの日の探索は、
 私の仕事の都合上、絶対帰還時限が限られていたせいもあって
 オッカー司令官の予測する谷しか調べられなかった。

 そして、その谷に、神樹は見つからず・・とうとう帰還時刻が迫り、
 私の予測する谷筋までは足が届かずじまいで、

 判定はまた未来の第三次調査隊へと
 引き継がれることになりました・・とさ。

 

 20131217sanrei7328_2013121811155869f.jpg


 なにかを探しにゆく・・という こういう登山行は、
 一種独特のオモシロさがあってイイ。

 神樹は再発見できなかったが、
 厳冬期を迎えつつある深山では、あちこちに目を見張る光景があって
 まったく退屈しない。

 上の写真は、渓谷の流れで見つけた氷柱なんだが、
 最初コレが視界に入ったときには、なにか " 生物的なモノ " に見えて
 アレはなんだ?・・と胸ドキドキ。

 それから・・

  その人の気配のまったくない静かな森のなか、
  真っ白な雪原の上に・・見慣れない " 動物の足あと " を発見して・・
  

 201312117sanrei7275.jpg


 こ、これは・・きっと " 熊 " ですばい!

  それもまださっき通ったばかりのようで
  5本の爪あとがくっきり!

 四国では絶滅危惧種のひとつツキノワグマの幼体のものらしいが、
 これはとっても幸運な発見であった。

 その発見に興奮さめやらぬまま肩を叩き合う我々調査隊だったが・・
 ふと、ビルドストーン氏が息を整えてこう言った。

  ここに子熊がおるなら・・
  近くにはきっと お母さん熊 がいるんじゃねぇ?

  

  ・・・・・ 一同 し〜〜ん ・・・・
 
 う〜〜む。

 ツキノワグマが近くにいるのなら、ぜひにもその姿を見たい・・が、
 見てみたい・・けれど、ちょいと怖いし、
 熊には、それも親子連れならなおさら会いたくはない。

 会いたいけれど、会いたくない・・けれど見てみたい。
 見るためには会わなくてはならぬし・・
 私の脳内は、さまざまな相反する感情が交錯するバトル・ロワイアル状態。

 そして帰路の雪道では、
 あきらかに成体と思しき " 大きな足跡 " も見つけてしまった!
 大きなお母さんのものに相違あるまい。

 でもねぇ〜 この森には少なくとも二頭の熊がいる・・と知れば
 さらなる深淵さが鋭さを増す厳冬期の森の風景でありました。
 


 |||||||||||||||||||||| 野生の王国 by HITACHI ||||||||||||||||||||||||


 20131217sanrei7385.jpg


 今回 神樹の位置は特定できなかったが、
 おそらくソレは、上の写真の中央左に落ちる谷筋のどこかに立っている。
 唯一 未調査なのはこの谷だけだから。

  実は、写真を拡大してみると・・
  谷のやや下のほうに、〜らしき影が見えているのである
(喜)


 どうやら私の負けはなくなった・・ようだからホッとしているが。
 もし、のこりひとつの谷にもなかったら・・賭けはどうなる?

  私は髪を半分だけ切って、
  オッカー司令官は6センチほど髪を伸ばす
  
  ということになる・・のか?


 でもなぁ〜勝ったところで、
 長髪ロン毛のオッカー司令官の姿の妄想などは悪夢で危険ですらあるから
 こちらから願い下げたい。
 


    20121030sinjyu9049.jpg


 ともあれ、この神樹には1月か2月の積雪期を狙って
 この樹に会いに行く覚悟である。

 待っていてくれ。






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