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隣のカオリちゃん - 2014.02.22 Sat

  
    >> SHINRA DEEP STORY

      
2014  0222 SAT DAY
 

     小話  
|||||
  隣のカオリちゃん  |||||


  20140222nada1436.jpg
  
      おいっ、ナダ! 踏んでるぞ!
    

  我が家の 老:短足犬 ナダ。
  海辺で拾ってきたのはもう13年も前のむかし話になり。
  まるでフワフワの
転がる毛糸玉のような子犬だった。

  そのナダも足腰がすっかり弱り、
  その目はおそらく白内障で視力は落ち、耳もずいぶん遠くなったよう。

  最近は名を呼んでもまったく反応がなかったりする・・

  ・・ので、
  そういう時、ともに老齢期にさしかかった連れ合いとして
  庭に並んで座り、撫でてやったりナメてもらったり。
  


  20140222nada1447.jpg


  日曜日は朝から庭仕事に。
  
  2013年内には仕上げよう・・と、
  意気揚々と取りかかった隣家との境界線を分ける木柵の補修と防腐処理。
  経年劣化で、支柱は朽ち落ちつつあり、かなり板も割れてきている。

  暦を数えてみれば、見よう見まねでこの木の柵を作ったのも
  10年以上もむかしのこと・・おぉ、ナダと同じくらいの年齢だったか。

 
  それが、気がつけば、驚いたことに、
  2月もはや下旬だというのに、まだぜんぜん進んでいないというのは
  いったいどうしたことなのだ?(自問自答)


  さて、その放ったらかしにしていた修繕保守業務を
  今朝一番、まだまどろむ私に指摘したのはやはり、家庭業務指導係官の
  私の家内であった。
 
 

   おとうさん・・ほら、
   塀の蔦(ツタ)が芽吹く前に、はやく仕上げないと!
   今日 取り掛かったら
(キッパリ)
 
     あぁ〜 わかったわかった・・って(やや不機嫌)
     オ、オレもやろうかと思ってたとこだ。

        (  ほんとうは山にヤマガラ写撃に行くつもりだった。)

   あぁ〜ぁ・・やるつもりだったのに、
   先に言われたら、なんかやる気がなくなってしまったぞ。
   どうしてくれる!

   ・・と、心の中で ドクレてみたりする父であった。

        (  ↑ オマエはコドモか   )

  

   |||||||||||    国境なき父団  ||||||||||||


  まぁ〜始めて見れば、
  この木の柵の修理というのはけっこうオモシロイもので、
  足元にナダを遊ばせながら没頭ス。
 

  さて、お隣さんとの境界線にある塀だから、
  当然そのお隣さん家側からも手を加えなければならない。
  許可をもらってそのお隣の敷地に立ち、
  作業をしていたら・・

  赤いクルマが帰ってきて、降りてきたのは・・カオリちゃんだった。

  彼女はこのお隣さんの長女であり、
  また、私のシンラアカデミーの " 第一期生 " なのである。

  久しぶりの互いに興奮気味に挨拶を交わし、
  そして、カオリちゃんが、ややあらたまって言うに・・


   センセイ、わたし・・な、
 
     こんど・・結婚することになりました。

     今日はこれから彼の両親が、うちに来ることになってて、
     私の父さんとの顔合わせ・・なんです。

     その父さんったら・・
     緊張してるのか、朝からちょっと変なんですよ(笑)。
     あれで 大丈夫・・やろか?

      

   そうか! 結婚か!

     うむむ・・ おめでとう、最高の・・再会の挨拶だ。



  結婚といえば、実は・・わたしの娘も今年の6月に・・ と、
  互いのめでたき報告に祝意の応戦となり。

  そして彼女の父上の気持ちや察するにあまりあるもの心深くに響き、
  心配そうなカオリちゃんに私からプレゼント・エピソードをひとつ。


  カオリちゃん、今から話す " ある父の物語 " を、
  君のお父さんへ話してやれ。


   むかしむかし・・と言っても先の1月末のことだが、
   ある家族の結納の儀が執り行われんとしていたその日のこと、

   我が娘のことだから・・と、
   気合十分・準備万端で臨んだその父親だったのだが・・

   なんということか、
   前日からインフルエンザの高熱に沈んで、

   どんなことがあっても父として出ないわけにはいくまい・・と
   不退転の覚悟で、這ってでも出席を望んだ父であったが、

   家族会議において、父:自宅待機が決議発動され、

   結納の儀のその日そのとき、
   ひとり家で泣いていたひとりのお父さんがいました・・とさ。



   えぇ〜っ! 娘の・・ ゆ,ゆいのう・・に、

     で、出れなかったの、そのお父さん。
     かわいそう・・やんか、つらいね・・それは・・  って?

     えっ? も、もしかして・・・そのお父さんって・・・

     センセイ?



     は、はい。



   |||||||||||    涙に濡れる父団  ||||||||||||


  思えば今日という日に、

  朝一番に庭仕事に出ていなければ・・
  カオリちゃんとの会合はありえなかった・・と思えば、
  そう! それは今日の朝で、
  しかも、そのときお隣の敷地に立っていなければならなかった。

  これはなかなかに見事なる天の采配と言えよう。
  これを仕掛けた天のどなたかは、かなりな実力をお持ちのようである。

  粋に配されたこのささやかな奇跡に感謝。


    さて、聞けば彼女の新居は遠く東国の地になるのだそう。
    そうたびたびには帰っては来られまい。

    近々にもお隣のお父上を訪ねてみるか。






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