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2017-07

雨の歳時記 - 2014.11.02 Sun

  
    >> SHINRA DEEP STORY

      
2014  1102 SUN DAY
 
   小話  
|||||
雨の歳時記   |||||


   

  20141102garden1106.jpg

  
  深い山の森のなかにいたはずの昨日と今日・・
  雨が降るから・・と、あきらめたゆえにこの2日の雨が気になる小市民な私。

   つまりその心は・・
   雨だと言うから止めたんやから、言うてしまった以上は
   雨・・がんがん降れよな(コノヤロー)。

  言うた・・と言っても、誰が言ったんだ?・・と問われれば
  はて、誰が言ったっけ?・・と困ってしまうが・・。

  とにかくこの2日 そんな卑屈にくすぶる心を秘めつつ
  ヒマながら窓越しに外の様子をうかがっていたのだが、どうも思ったほどの
  雨ではなかったようでますます意気消沈 天を仰ぐ。



     20141102garden1114.jpg



  士官候補生:少年クーマを召喚したものの
  結局、映画を観たり、最近ハマっている空戦ゲームのオフ会模様に。

  土曜の夜には仕事を終えた士官:オオクマンダー氏も立ち寄り
  ヒマついでに私が作った「曇天スペシャルカレー」で夜の宴を構える。

    そのカレーだが・・
    ちょっとスパイスのさじ加減に私の心の迷いが反映されたのか
    辛さレベルが非日常レベルのレッドゾーン。

  しかし、どうやら、かろうじて賞味可能限界内にとどまり安堵す。

  ところが・・だ。少年クーマと息子ダイキにあっては、
  最初のうちは辛い辛いと暴れていたのが、ややあって汗を拭きながらも
  いや・・こ、これは・・けっこうイケる、と、
  なんと " おかわり " の声。


   わたしはかつて友人たちを呼んだ席で
   初めて挑戦した10数種のスパイスとトマトと鶏肉だけでつくったカレーが
   致死レベルの超絶辛さで客人を七転八倒させた 楽しい思い・・いや、失礼、
   ツラい思い出が未だに心の奥底に根がかりしている。


  あの日の惨事の再現か・・と心臓がギュッとなったが
  結局 みな完食してくれてホッとする。

   たしかにこの日のカレー・・かなり辛いのだが、
   口のなかで発火したその辛さの炎が沈静してくると、その辛さの後に
   優しくおだやかなる旨味がじわりとひろがってくる。

   まるでそれは・・
   過酷な試練を乗り越えた者だけが感じられる慈愛の優しさ
   とでも言おうか。

  その秘伝のレシピは・・と聞かれても、
  何をどうしたからこうなった・・とは、わたしにも分からないのだ。

  その日のカレーはその日だけのカレーなのである。
  そこがまたカレーがカレーたりうる所以であり醍醐味なのだ・・と、
  また次なるカレーに出会うために台所を放浪する日々が始まる。

   しかしこの日のカレーは実にキワドかった。
   あと一振りカイエンペッパーを振っていれば " 犯罪 " になっていただろう。
 
 
    
  20141102garden1119.jpg
  
  

  夜 少年クーマとオオクマンダー氏と
  とりとめもない、よもやまな話が湧くままに時間が過ぎたが、
  なんと楽しき時間だったか。

   少年クーマは15歳、オオクマンダー氏は30歳・・か?
   そして私は55歳・・という世代間越え円卓会議である。

  若干15歳の少年クーマは実に興味深い少年だ。
  刺すような好奇心や少年らしい粗い情熱が溢れ出ている。

  少年クーマは・・
  生まれてこの方、美しい雑木林のなかに建つ家に
  テレビのない家庭で育てられてきた。


   昨夜の話で聞いたところによると、
   NHKでやってた司馬遼太郎原作のTVドラマ「坂の上の雲」を
   ラジオで聞いて心惹かれ、お父さんの蔵書のなかにその原作本を探し出し
   全巻を一気に読んだのだという。

    あの本にはハマった! ・・とのこと。

    そのとき少年クーマはまだ中学1年生だったそう。



  テレビを観ない少年が、
  かなりな知識を豊富にもち、熱い好奇心を放っていることに驚くが
  このことにはナニか胸を突くメッセージを感じるぞ。



  ||||||||||||||||||||||||||||| 現代討論 |||||||||||||||||||||||||||||||||


            [ 注意勧告 ]  

     これより ひとりよがりな話題展開につき閲覧注意。


  今の時代、100を超えるチャンネルのあるテレビや
  世界中のどんな情報にもアクセスできるネット時代にあって

  知識を得る、友人を得るチャンスはひろがっているように思えるが
  この社会は 実は逆に " 井の中の蛙 " 化が進んでいるのでは?

  ほとんどの利用者にあっては、
  自分の見たいものだけを際限なく見ているだけの時代なのだ・・とも言えるし
  そもそも見たいものを見ているヒトがどれだけいるだろう?

  画面に、モニターに、液晶画面に、
  次から次に流れてくるものを慣性・惰性で見ているだけではないのか?
  
  そして、とくにまだ世界を知らない子どもたちにあっては、
  彼らが " まだまだ知らないこと " に触れる機会こそが望まれるときなのに
  LINEやスマホのゲームが彼らを、井の中に深くより深くに引っ張りこんで
  ついにはその穴の底でゲコゲコと鳴くばかりの蛙にしてしまっている。

   スマホやパソコンやインターネットは
   たしかに " 知の道具 " だと思うが、ちゃんと道具としてそれを使っている
   と思える人は私のまわりでもほんの数人。

   それが " ある " から使う人・・と、
   それが " いる " から使う人・・のちがいだろう。

  人類は今、アルカラ人とイルカラ人の2種族に進化の道を分つている。


  小中学生のスマホ&LINE事情を間近に見ていると
  学校ではみんな仲良しだが、実はネット上に秘密の井戸端会議が百花繚乱し
  ネット地下では言いたい放題・・という、
  子ども世界の " 朝鮮半島38度線北の国化 " が進んでいますぜ、お母さん!

  好きなお菓子だけをいつでも勝手に好きなだけ食べれる環境では
  子どもの成長はおぼつかないのと同じことだ。

  子どもは夢中に遊びお腹が空いてこそ、
  白いごはんの美味しさを知るものなのよ、お母さん!



  ||||||||||||||||||||||||| 井戸端最低会議 |||||||||||||||||||||||||||| 
  
  
  今日の記録が、こんな鬱陶しいことになってしまったのは
  まちがいなくシトシトと降った雨によるところが大きい。

  それとも(こっちの可能性のほうが有力だが)、更年期障害の兆し?

  それならばこそ、やはり若き者の血を・・じゃなく、
  若き者の知を吸い取って再充填しなくてはならんな。

  また少年クーマを召喚せねばなるまい。
  
  

  

  
 
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