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2017-07

遠方の友 来たる - 2015.01.18 Sun

 

 >> SHINRA  DEEP  FIEL STOR
Y


  |||||||||||||  2015  0118  SUN DAY  ||||||||||||||


     小話 [   遠方の友 来たる  ]
      

          [  瞬 垂 涎 熱 麺 悶 踊 卵  ]

  20150117hukuda3795.jpg


 
 キィ〜ンと冷え込んだ土曜日のこと、
  遠方より友来たりて ともにウドンを食い歩く。

  その、東京からの遠来の客の名は、えぇ〜仮に シン・ユーコン氏 としよう。
  彼とは15年ぶりくらいの再会になるだろうか。

  その15年ほども昔のこと、
  わたしがシンラ・アカデミーの子どもたちを連れて山や川へと
  毎週のように遠征していたころ・・

  あるとき徳島県の吉野川の流れに遊んでいたら
  そこに居あわせたのが縁で一緒に遊ぶようになったのがシン・ユーコン氏
  その人だったのである。

  彼はカヌーで川を旅するのを趣とする青年(当時)だった。
  そんな彼を語るひとつのエピソードを紹介しよう。

 

    ------------ 警告きっと話は長くなります ------------


  ||||||||||||||||||||||||||| 悠久のユーコン |||||||||||||||||||||||||||||


  さて ここでコレを読んでくれているアナタは
  ユーコン川という川の名を知っておられるだろうか?

   うむ・・ちょっと解説せねばなるまい。

   [  ユーコン川  ]
  
   北米大陸のカナダ領から国境を越えてアメリカ:アラスカ州を横切り
   ベーリング海峡へと流れる大河。

  
     Yukon_watershed.png


  このユーコン川の全長は ざっと3700km !
  ちなみに日本の北海道:札幌から沖縄の那覇までが 2250 kmというから
  日本では考えられない大河と言える。

  参考までに四国の大河:吉野川と四万十川はともに200kmに少し足りない
  ので、ユーコン川スケールでは支流扱いレベル。

  某国営放送の大河ドラマは 1年にわたる放映時間で完結するが
  もしユーコンクラスの大河ドラマを名乗るなら10年はドラマを続けなければ
  ならないだろう。

  
  そしてその長大なる大河ユーコンの流域は、
  アラスカのほとんど人跡未踏、原始そのままの原野を流れている。


  さて・・解説が長くなったが、
  この日の遠来の客:シン・ユーコン氏は、その気の遠くなるようなユーコンを
  たったひとりで カヌーで何ヶ月もかけて自給自足、野営しながら下った男、
  なのである。

  それも・・1回ではなく2回も!
  
   いや・・正確を期すれば 1.98回 なのであるが。

   シン・ユーコン氏は、初めてのユーコン河下りの旅のとき
   ほぼ全行程の98パーセントを下り終えたところで、あと数日を残すのみ
   その日 川岸でキャンプして・・翌朝 起きてみたら・・あれ?
   寝てる間にカヌーが流されて なくなっていた!
   
   周囲数百キロ 人が住んでない原野の中で・・ひとり呆然として
   立ち尽くしたそうで・・死が脳裏をよぎったそう。

   しかしどうやら彼は天から愛されている男らしく・・
   運良く河に漁に出ていたネイティブ住民のボートが通りかかり

   とは言っても川幅が数キロに及ぶ対岸だったものだから
   声をかぎりに叫べども叫べども ボートはどんどん通りすぎて行く。

   このとき彼はグリズリー(灰色熊)撃退用にもっていたショットガンを
   ズドォーンと数発ぶっ放してやっと気づいてくれて命拾いした。
   
   そして・・悲運にも完結し得なかったこのユーコンの旅を
   彼は数年後に静かにリベンジして願を果たした・・そんな男なのである。

 
   |||||||||||||||||||||||| エア・メール ||||||||||||||||||||||||||||||


   当時 シンラアカデミーの中高生だったメンバーが
   ヒロセクス女史、マユリン・モンロー女史、ムラベンジャミン女史
   テルリスト・テル氏、そしてオオクマンダー氏の面々。

   シン・ユーコン氏は子どもだった彼らを実に親しく可愛がってくれた。

   あっ、そうそう!
   シン・ユーコン氏がユーコン川を下り旅をしていたとき
   彼が立ち寄るであろう河畔の町の郵便局へ局留め扱いで、みんなで手紙を
   書き送ったこともあった。

   あのころ ちょうど讃岐うどんが全国区的に人気となっていて
   ならば・・と彼を誘って、かなりな数の讃岐うどん店を食べ歩いたものだ。

   

  20150117hukuda3860.jpg


  あれからもう15年経つのか。

  シン・ユーコン氏も東京でまっとうな仕事につき、以来なかなか四国へ
  来る機会もなくなったが、季節の折々に近況をつづったハガキや 
  四季折々の美味しいものを送ってくれていた。

  3年前のハガキに 結婚しました・・との知らせあり。

  そして今回の来香は その奥さまにぜひにも讃岐うどんを食べさせたい
  という大義名分を掲げて実は自分こそがサヌキのうどんを渇望していた
  という謀略なのであった。



  20150117hukuda3874.jpg


  土曜の朝に高松空港へ到着し、そのままウドン周回飛行へ。

  シン・ユーコン氏はかつて共に食べ歩いたウドンの味が忘れられず
  10余年にわたる禁断症状がさらに悪化してくる状況下、

  少しでもサヌキのうどんの風を感じるべく、なんとFM香川で放送している
  麺通団の「うどラジ」をネットのポッドキャストで聞いていたという。

  ほんなら・・私としては
  深度9000m超えののDEEPな店をと思ったのだが
  今回は「 奥さまのためのうどん行脚 」ゆえに、安全を考慮して
  深度5000まで浮上。

  回った店は・・「まえば」「岸井」「宮川」「中村:弟」「うぶしな
  ついでに 「岡泉」の6店だったが、中村と うぶしな は時間に間に合わず
  泣きを見る。

  そしてウドン腹のまま夕刻を迎え、シンラOBを呼んでの宴会へ突入。
  我が家での 久しぶりに賑やかなる宴であった。

  きれいな奥さん:ヒロ女史はまた心良きユーモアあり。
  一緒に歩き、話し、食べての一日 楽しゅうございました。
  
  そのヒロ女史の・・

   「 うどんの DEEPさ の一端を感じられた  」・・とのことば

  うどん深海艇パイロットとして光栄なるお言葉でございます。

  一泊二日の短い滞在はあっという間に過ぎ、ご夫婦は午後の飛行機に乘り
  東京へと帰ってゆきました。

  夜に届いたメールには、

   「 二日目も朝から高松近辺のうどんを攻めまくりました 」

  う〜〜ん・・彼は東京でやっていけるのだろうか?
  たしかにサヌキのうどんのイリコダシには中毒性があるように思えるから
  食えば喰うほどに彼のイリコだし依存症は悪化したことだろう。

  たぶん・・今年の夏くらいには
  禁断症状が出て暴れまくりウドン療養のためにまた来るのでは・・と
  私はにらんでいる。

  この2人なら 大歓迎である。
  ちゃんと更生できるよう さらなる深みへ案内しよう。
  

   |||||||||||   追伸   |||||||||||

   この記録に先立つ金曜日のこと
   実は 罠にかかったイノシシの屠殺・解体を見られる・・という
   それはそれは稀なる素晴らしい経験をした。

   そのレポートをここにUPしたいのだが
   なんせ命をとる絵なものだから、ただいまその見せ方をちょっと思案中。
   次回の絵巻を待て!

   乞うご期待。

     




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