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2017-06

深淵 エピソード2 - 2015.05.17 Sun

 

 >> SHINRA  DEEP  FIEL STOR
Y


  |||||||||||||  2015  05 17  SUN DAY  ||||||||||||||



        小話 [  深淵 エピソード 2 ]


     20150513kaeru9087.jpg
  
                    
  アマガエル御用達「白いカラーマンション」は 即日売り切れ 満員御礼。

  需要過多状況が続いているためか
  もはや取り壊し寸前の老朽ルームにも居座って動かない賃貸者が!

  よほど居心地がいいからなのだろうが
  ここまで粘るほど どこがどうイイのかカエルの気持ちはわからない。

  

  20150513garden9108.jpg


  5月中旬の我が庭の一景。
  ターシャ・テューダー13番弟子を自称する私の手になる庭だが
  昨年の秋に大規模な土壌改善した甲斐あって
  今はなき師匠:ターシャおばぁちゃんの志・・ ささやかながら
  ここに現出できつつある・・かな?

    ちなみにアマガエル:白いカラーマンションは
    写真の右手に見えている。


 
  20150513kaeru9091.jpg

    あなた・・
    日当たりもいいし それに屋根付き・・
    ココに決めましょうよ。


     そうだな・・ 
     新築物件だから花も若い。  " 虫の寄り " もイイだろう。
     よし すぐにも契約するか。

      
  
 
   ||||||||||||||||||||||||| 深淵 レポート |||||||||||||||||||||||||||||


   🔲 深淵 エピソード 2

     20150505mibuchi8845_2015051722380153a.jpg


    議題テーマ人間はなぜ水温5度の水に入るのか?

   深淵の滞在期間は三日間におよんだ。
   
   その間 われわれはある衝動にかられて
   水温5度という殺人的冷たさの渓流に裸身を沈めた。

   夏ならともかく・・なんでまた?

    はい・・この衝動行動は
    水泳・・ではなく " 風呂 " なのである。

   幕営キャンプではほとんどの時間を焚き火のそばで過ごすゆえに
   カラダや髪は 煙に燻(いぶ)され 日増しにベタベタ感が増してきて・・
   
   日中に起きているときはなんも気にならないのだが、
   夜 寝袋に入った時に どうもソレが気になってくるのである。

   一晩を快適に寝るために
   ほんの数分間 身を切るような水に凍えながらでも洗い流せば
   その得るところは大きいのである。

   ちなみに・・
   水温5度という水に裸身を沈めると・・

    冷たい・・という感覚はほんの数秒。
    すぐさま全身の皮膚感覚はこのあまりの冷たさを " 痛さ " と処理して
    脳内危機管理センターが非常警報を発令。

    光学機動スナイパー:Kenzo氏や シシキラー:ビルドストーン氏ら
    我がシンラクラブ屈強の戦士たちが1分を待たずシて 悲鳴をあげて
    水から飛び出してくるほど・・なのである。

   
   わたしは初日の夜、日付が変わったころ
   ひとりで渓流の流れに入った。

    小さなLEDランタンの明かりを頼りに
    流れのそばで服を脱ぎ、タオルや着替えを" わかりやすく " 並べる。
    水浴後 息も絶え絶え瀕死の状態で上がってきた時、
    すばやく着られるように・・との工夫。

    以前 暗闇のなかタオルや下着が見つからなくて
    素っ裸で凍えながら踊ったことがある。


   この夜の水浴に行こうとしていた私に、
   テントで寝る準備をしていたKenzo氏やビルドストーン氏から
   次のような指令を受けた。


    水に入る時に今から入る!水から出た時には今出た
    必ず大声でそう叫ぶように。


   わたしにもしものコトがあったときを心配しての策であった。
   その意に答えるべく私はちゃんと2度叫んだ。

   その2度の雄叫びの間隔は
   信頼おけるふたりの言によればほんの10秒ほどであったという。

   あのとき真っ暗なはずの流れに立つと、
   水面がほのかに青く見えてきた。
   首まで浸かったまま空を見上げると稜線に満月にやや欠けた月がある。
   
   冷たい流れと月光に浮かぶ青き夜に包まれた時間は、
   たとえ数秒のことであったとしても 
   刹那この世界と共鳴できた感が深まれり。
   


  |||||||||||||||||||||||||||| 娘 発つ |||||||||||||||||||||||||||||||||| 
   
 
  20150516asuna9140.jpg


  雨に煙った土曜日も昼過ぎ
  二週間ほど里帰りをしていた我が娘が東へ発った。

  やがてくる母になる日に備えての帰省だった。

   はっきり分かるほどに孕んできたお腹を
   ときおりに 愛おしくかばうように手を添える娘の仕草に 
   父、胸熱くなり。


  20150516asuna9157.jpg


  娘の乗った飛行機は
  雨の中を離陸してちょっと不安なほど急角度で上昇するや
  低く立ちこめた雨雲の中へ ふっと機体が消えて・・
  
   あっ・・と声が出そうになるほどに
   不安に駆られたおじいちゃん予備生の父でありました。





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