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2017-08

遺跡再現イラスト絵図過程 - 2016.06.17 Fri



 >> SHINRA  DEEP  FIEL STORY


  |||||||||||||  2016  0617  FRI   ||||||||||||||


     小話 [  遺跡再現絵図過程表  ]

 
       ||||||||  
色乗せれば心カラフル  ||||||||||||
  
   20160616nakanoike3707.jpg  


 この春から丸亀藩 歴史開拓班から
 上意よりの意向を受け 藩内にある歴史的遺構の再現絵図を
 との依頼を受諾、このほど完成して無事に納品した。

 ・・で、こないだ、
 完成した絵を子どもらに見せ ふふっ・・っと自慢してると
 わたしの数少ない心を許す " 7歳の友人 " が
 
  ねぇ〜 どういうふうにしたら
  むかしの・・住んでたところを・・見たことないのに・・
  絵にかけるのか?

  と、実にもっともな疑問を投げてくれたので
  絵図完成に至る道のりをUPしておこう。


  はい・・藩のお役人から

     最初に与えられた資料がコレ↓

  201606nakanoike3718.jpg


  ほんとうに " コレだけ " !

  おいおい、これだけでどうすんのよ?・・と問われれば
  はい、これから3%の想像力と7%の創造力に、90%の妄想力を駆使し
  世界をつくっていくのです!


   現地はグーグル・アースで地形を確認 ↓


  スクリーンショット002


  まぁ〜 現地は平野部のようでちょっと " ホッと " しました。

   ( 山や谷や起伏があるとタイヘンなんです。)

  そして・・

   ザクっと・・ふらふらと・・
   おおまかなラフスケッチで全体像のアイデアを描き


   20160616nakanoike3707.jpg  
   
  
  コレでまず お上のご意向に添えるか否か検証してもらいます。

  この下案図を示した段階で、お役人にも " 見えて " くるようで
  ドドォ〜ンと具体的な意向がマシンガンのように出てくるのが
  オモシロイところです。
   
  その新たなお上の意向をさらに下絵図に反映して・・


   20160614nakanoike3643.jpg
  
 
 これで おおまかな図案がOKとなり

 細かな遺構や地形の資料的な正確性を協議し確かめつつ
 そろっと淡い色案を示して

 
  20160616nakanoike3709.jpg

  
  彩色は 発色が明るい透明水彩絵の具をベースに決定
  補足的に色鉛筆やパステルを使うことに。
  
  ほぼ一ヶ月をかけ3回に及んだミーティングのすえ
  
    よっしゃー コレで行こう! 

  ここからいよいよ失敗の許されない本番へ


  水彩用画用紙ホワイトワトソンをA3よりやや大きいサイズで
  板に水張りし準備OK。

  そして・・

   板にピンと張った真っ白な画用紙を前にして
   深呼吸をし・・

   細いペンをもって・・息をとめ・・

   ペン入れを進める。


  
 20160614nakanoike3654.jpg  


  このペン入れが 一番緊張するんだな・・ふぅ。

  でもペン入れが進むにつれ、自分の描いた線が、世界を創っていく
  そんな高揚感が感じられるいい時でもあるんですわ!

  わたしのつくりだした空間が完成すると・・
  こんどは色をのせてゆきます。


  20160617nakanoike3660.jpg

  透明水彩絵の具は

   DALER ROWNEY ラウニー社の ハーフパン 固形24色

  発色が明るく軽いのでイラストに向いている。

  あまり筆のあとが残らないように
  まず画用紙全体を霧吹きで濡らして水分を吸わせてから
  薄〜〜く明るい背景色からササァ〜と・・

  わたくしの悪いクセで
  つい描き込み過ぎてウルサクならないよう  
  まだまだ・・というところで筆を置く。

  そして・・一晩放置してから

  翌日 他人の目になって 自分の絵を眺めて・・
  あちこちと手をいれて・・

 
    20160614nakanoike3688mask.jpg

   完成絵図はお仕事の都合上 一部加工しています。
   これで勘弁してね。


  説明補足用の再現イラストって描き過ぎてもダメなのよ。
  
だからこれで完成・・納品となり。 


  同時並行して描いた " 遺跡住居前に立った視点 " イラストは・・

    コレから始めて・・

   20160616nakanokawa3711.jpg


      20160616nakanokawa3713.jpg

  
       20160614nakanokawa3657.jpg


     
     20160616nakanokawa3698.jpg


    これからクライアント審議会が、この絵で今一度審議して
    さらに訂正加筆の用あるかも。

    このイラストは・・
    現地の遺跡現場に立てられる説明掲示板や
    パンフレットにのることになる。


   さてしかし・・
   クライアントには満足していただけたようなのだが
   
   いくら研究し描いても・・これでいいのか・・と
   不安が消えないワタシ・・なのよ。

    プロ・・と言えないところなのだな、そこが。

     












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