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2017-08

アシナガバエ - 2012.06.21 Thu

       |||||||||||||||||||| 四 国 辺 境  ||||||||||||||||||||

             

         天狗陰陽暦
      2012 0621  


        
七日巡り:木の日



  ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ *** ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥


20120620hae0482_20120623005921.jpg



 ↑ このちょっとガラス越しに見たようなカットは、実は‥

 ピントがかなりボケボケの一枚だった写真で " ボツ判定 " 、ゴミ箱ゆきの

 運命だったのだが‥ 

 今日の観察対象の未確認生物のその‥カラフルな色合いが一番鮮やかに

 見える一枚だったゆえ、ポイッと捨てるにはしのびず‥

 ならば! どうせピンボケなのだから‥

 いっそレタッチして‥色合いだけでも見栄えよく見せてしまおうという、

 そんな戦略のもと生まれた‥思わせぶりなカットなのであります。



 ‥‥‥‥‥‥‥ファーブル研究所:讃岐支所 ‥‥‥‥‥‥‥‥



さて、この‥メタリックな虹色に輝く未確認昆虫は、

台風4号グチョが近づき‥空には黒い雲が風雲急を告げるべく走る昼どき

私の庭で発見した。


そいつは、ブラックベリーの葉っぱの上をせわしくなく走り回っていて

ときおりに雲の合間をぬけて差す日の光に キラッキラッと輝いていた。


とても小さい。

 大きさは  5~6mm ほどぐらい‥だろう。

 見た目 ハエのようだが‥ 脚がすらっと長く‥

 その立ち姿が実に凛としていて 立ち振る舞いが美しい。


ちょこまかと走り回るコイツを、必死に手動フォーカスにて追っかけた。

か、かなり手強い相手だったけれど‥


 なんとか その素顔をとらえることができました。

20120620hae0483_20120623010038.jpg


あぁ〜 実にかわいい奴ではないか!

肉眼でははっきりと把握できないその素顔が、カメラのモニター上で拡大して

みて‥ちょっと興奮してしまった。


やはり、その優雅な‥ながぁ〜い脚が気になる。


20120620hae0473.jpg


翅が一対のようなので、ハチ族ではなく‥やはりハエ一族のよう。

 
ちなみに‥ふつう昆虫は2対:4枚の翅(はね)をもつが、

ハエ一族は後ろの翅が変形して
平均棍(へいきんこん)という棒状のモノになって

いて、飛行の際にアクロバット的な飛行をするためのジャイロの役目を担っている。


あの忌み嫌われているハエの飛行技術は、

実は‥昆虫界のなかでもトップガン・クラスの技術なのだ。


 ‥‥‥‥‥‥ *** ‥‥‥‥‥‥‥


 さて、わたくし、

 こんなハエを見たのは " 初めて " である。

 こ、これは‥

 もしや‥まさかの‥新種?

 

 にわかに はやる気持ちをおさえきれずキーボードの上を指が走る。

 ハエ‥キレイ、虹色‥ 

 そ、それから 脚長井‥ い、いや、脚長い。

 検索‥

 う〜む、まずは こちら ハエ図鑑 から。

 えぇ〜‥っと、

  おっ、コイツか?


 ‥‥‥‥‥‥‥‥ ファーブル13世 ‥‥‥‥‥‥‥‥


どうやらこの‥

 脚の長い、虹色メタリックな小さな彼(または彼女)の名は、

 [  アシナガバエ  ]


 ・・・・・・。

 ふ〜ん、見た目そのままの名前ではある。

20120620hae0479c
 

 私のこのアシナガバエは翅の後端が黒っぽいので

 マダラアシナガバエ‥かと思われる。


 分類:節足動物門>昆虫綱>有翅昆虫亜綱

 ハエ目(双翅目)>ハエ亜目(短角亜目)>アシナガバエ科

 世界中に分布する汎存種であり、約240属7000種が含まれる。オドリバエ上科の中で

 最も種数の多い科であり、双翅目全体で見ても種数の多い分類群の一つに挙げられる。

 和名にはハエと付くが、実際にはアブにより近縁である。


この 1センチもない小さなアシナガバエは、より小さな虫などを狩って食べて

いる肉食系ハンターだと知って今一度おどろいた。

小さな美しく優雅な狩人と言えよう。

そういえば 葉っぱの上をせわしく動き回るその様子は、たしかに確固とした

目的意識を感じさせる行動だった。しかもその振る舞いが‥とてもかわいい。



まぁ〜しかし、

このアシナガバエは、
ふつうに、どこにでもいる‥らしいってことで、

どうやら‥今まで私が彼らに気がついてなかっただけ、

‥ということらしい。


このアシナガバエ属の研究はほとんど進んでいない‥とのことだが

こんな小さな美しい狩人一族が、身近にいることを知ってとてもウレシい。


以後、お見知りおきを。

また会おう。





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