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2017-06

故郷にかえる - 2017.02.18 Sat



 >> SHINRA  DEEP  FIEL STORY


  |||||||||||||  2017  0217  FRI  ||||||||||||||


   小話 [  父 故郷にかえる  ]

 
   
||||||||   遠望 石鎚連峰   
||||||||
 
  SSC_1450.jpg  


 今日のオープニング写真は
 実家近くの海岸、岬からの遠望した四国山脈。

 白頭染めて 遠く連なる峰々は

  ◯ 右手に 石鎚山 標高 1982m
  ◯ 真ん中 瓶ヶ森 標高 1897m
  ◯ 左手に 笹ヶ峰 標高 1859m

  
 えぇ〜・・これって  ???
 どこから どっちを どういう位置関係で見ているのか
 ちょいとヒマにまかせて作ってみました。

 
 石鎚連山 視点図 (1)

  肝心なところをズームアップすると・・


  石鎚連山 視点図


 いかがでしょう?
  
  ちょうどカメラの所に実家がある。


  この 四国の山特有の・・
  海から急激に立ち上がる威風堂々たる峰々を
  一望に眺めうることができるのは・・

  わたしの実家のある限られたエリアだけ・・
  と気づいたのは ずいぶんと大人になってからで・・

  ここに生まれてよかった・・と。


  
  SSC_1445.jpg  

   石鎚山だぞ 
   左端のピークが天狗岳、手前の峰に 夜には成就社とスキー場の
   明かりがかなりきらめいて見える。



 子どものころから
 いつかはあの山々のテッペンに立ってみたい
 と恋焦がれていたが・・


  SSC_1451.jpg

   瓶ヶ森であるぞ。

  尖った山に見えますが
  実は頂上部には 氷見二千石原と言われる広大な熊笹の
  高原エリアがひろがっています。  

  

 いつかは・・と言いながら
 子どものときの行動力といったらバカっぽいほどに単純で

 ほとんど普段着に水筒とお弁当で・・
 
 石鎚山には中学1年の夏に・・瓶ヶ森は中学2年の秋に・・
 笹ヶ峰はややおくれて高校1年の夏に登頂を果たした。


  
  SSC_1458.jpg


  海から立ち上がる笹ヶ峰だぞ

  ここに数え切れずいっしょに通った
  シンラアカデミーのOBの皆よ。

   彼らに わかりやすく あの山の舞台を図解しよう。


  SSC_1458 名前入り


   丸山のむこうに 赤い屋根の丸山荘がある。
   見えなくてとても残念だ。

   高倍率の望遠鏡ならば 木々の隙間に赤い屋根が見えるかも。

   もう少し 立つ位置を5キロほど右に振れば・・もしや。
   こんど試みてみよう。



  赤いクレーンが見えるエリアが西条市の中心部で

  手前の足もとの海岸や漁港は よく釣りに通ったし
  釣りをしながら そのまま海に入って泳いでいた。

  この付近はカブトガニが捨てるほどいた繁殖地だったが
  干拓ができてから産卵はほとんど行われなくなったし

  他、河原の石ほども湧いていたアサリもほぼ絶滅。

  それだけの犠牲をはらってつくった干拓造成地も
  工場誘致に失敗し 一度も有効利用されることもなく
  今では渡り鳥や小鳥たちの遊園地に。


  ||||||||||||||||| 家庭内臨時介護士 ||||||||||||||||||||||
  

  インフルエンザに感染して
  1月末にふたたび入院していた我が父がやっと退院。

  2週間ほどの入院だったが
  前回の事故によるケガと胆のう手術での2ヶ月入院にくらべ
  今回は気力体力ともに衰弱が激しい。

   前回の退院は 自分で歩いて病院を出たが
   今回は車イスに頼らざるを得ず。

  病院に入院して 衰弱して帰ってくるって どういうことだ?

  理由はおよそわかっている。
  病院の あまりに雑でおそまつな看護体制だった。

  1回目の入院は外科の4F  2回目は内科の3Fで・・

  4Fの看護師さんたちの仕事ぶりがとても良かっただけに
  3Fのそれが比して劣ることはなはだしく・・。

  どうやら3Fの彼女たちは 父を完全にボケ老人扱いで
  手足を拘束し(これは請われてやむなく母親が許可した)

  ろくに水分をとらせなかったことがうかがわれ(点滴もしてない)
  げっそり痩せ 口の中や舌はカラカラでひび割れ・・

 
 見かねた母親が 主治医のセンセイに頼んで早めの退院に。

  退院時 家に向かう車中 わしはもうあかんかな・・と嘆いた父に
  我が母は声強くこう言った。


    わたしが 元気にしてあげる 


 そのとおりに 家に帰ってから 
 父は たった1日で みるみる元気になってきた様子が見て取れた。


   自身の母を(私の祖母を)
   寝たきり15年も自宅介護した母である。

   その15年 祖母は床ズレひとつできなかったので
   県や市から 施設の職員の方々が どないにしよるか?・・と
   見学に来たほど。

 

 退院時 現場の看護師にはザクッと意見したが

  介護を・・までとは言わん。
  看護をまっとうにせい・・と言いたい。

 あらため 然るべく きちんと意見を言わねばなるまい。



 

山下のぶかっけ 小話 - 2017.02.12 Sun



 >> SHINRA  DEEP  FIEL STORY


  |||||||||||||  2017  0211  SUN  ||||||||||||||


   小話 [  ぶかっけの山下:小話ひとつ  ]

 
   
||||||||   ぶっかけをまぜる!   
||||||||
 
  SSC_1347.jpg  


 つい こないだ ( 翻訳:つい最近のこと )

 昼飯どきのこと
 急性ぶっかけ出汁禁断症状におそわれ
 息子ダイキを連れ 
 たまらず ” ぶっかけの山下 " へ

 ふるえるカラダをなだめつつ
 熱っ〜い ゆぬきのぶっかけ大をズルズルかっこめば

 ふぅ〜・・どうに、ゲップ(失礼!)

   どうにか ヒトゴコチついて われ安堵ス

   こ、これで  ハァハァ・・ 

     2〜3日はもつだろう。



  |||||||||||||||||  イリコだし偏愛同盟  |||||||||||||||||||


 ぶっかけをたいらげて返却台に返し 帰り際、ふと・・

 ふと思い立ち
 厨房にて忙しく立ち働いている従業員のおっちゃんに
 声をかけてみた。

 
   あのぉ〜〜・・

      すみません、ちょっと・・

  

 はいはい・・と返事をくれたのは
 往年のプロレスラー:山本小鉄に似たスキンヘッドの
 小太りのおっちゃん


   実は わたくし・・・


 その小鉄おじさんに、

  自分はこの店には長く通わせてもらう者で
  ゆえに最近 山下の大将の姿がしばらく見えんから
  ちょいと気になって・・

  という次第を伝えると 

  小鉄おじさん  答えて曰く

 
  あぁ〜そうなぁ そういうことなら・・
  おかあさんが奥におるから 呼んでくるきんな
  ちょっと待っててな



     SSC_1359_20170212144807f25.jpg


  
 そして厨房奥から出てきてくれたのは
 たしかに見覚えのある あの彫りの深い美人顔の女将であった。
 
 
   忙しいときに・・
   私 この山下にながく通っている者ですが・・

   実は 最近・・


  
  あぁ〜 言われんでも分かるわよ

  ほら 篭池(かごいけ)のころから来てくれてたわよね
  あのころは生まれたばかりの娘さん抱っこして・・

  それから・・子ども2人連れて 家族で
  よう食べに来てくれてたよね・・みんな 元気な?



  は、はい、

   えぇ〜・・ うしろに立ってるのが息子で、

   娘は嫁いで今は東国に・・遠いんですわ
   あっ、1歳ちょっとの子がいて もうすぐ2人目が・・

   私の・・孫です はい。
 

 そんな近況報告をしていると
 レジに立っていた若い娘さんが笑み満面で声をかけてくれた。


  わたしもよぉ〜く覚えてます!

  最近あの家族 顔を見んなぁ〜 引っ越したん?・・って
  みんなで話してたりしてました(笑)



 どうやら 山下さん家の娘さん・・らしい。

 しばし お会計窓口親善外交に時間が過ぎ・・
 やっと落ちついたところで あらため 大将のことを聞いてみた。

 女将さん 応えて曰く。


  うちの旦那なぁ〜・・
  去年ちょっと病気してなぁ、それから無理したらあかん・・って
  今はちょっと顔出しに来るくらいでね

  あっ、心配せんどいてな
  病気言うてもそんな大病やないから・・

  あの・・ほら、めまいのする病気や
  なんて言うんやったっけ?

  めまいがキツイから いよいよ こりゃいかんと 
  うどん打つのをやめたのよ


 たぶんマ行の四段から始まるカタカナの病気のことだろう。
  
 でも どうやら大将は
 日常的にはふつうにお元気だとのことで ひと安心。
  

  実は こないだ
  帰省してた娘が ぶっかけが食べたい言うんで
  食べに来たとき・・できたら大将に、

  大将に 孫娘を会わせたい思うたんですが
  むちゃお客さんが多くて・・



  ほんまぁ〜 うれしいわ
  うちの主人にちゃんと話しておくきんな。

  また娘さんが帰ってきたときには来てな。
  そのときは主人も呼ぶきん。

  


  ||||||||||||||||| ウドン打ち傷痍麺人 ||||||||||||||||||||


 これほどまでに歓待されようとは・・ウレしオドロきなことで。

 女将さん ありがとうございました。
 おかげで 以来わがココロは湯気立ち舞うほどにほっこり
 
 父 愛車 などなど 
 いろいろと重い局面にある私にあって

  そうか、山下の大将も引いたか・・と思うところ深シ 

 それだけに この日の一會なる話は
 うどんだけではないもので満たされた一会のこととなりました。

 ごちそうさま でした。
 



  >>>>> P S >>>>>>

  突発的な車検絶対通過不可のため混迷していた
  次期:家族支援車動機の選定・・だが

   ここにほぼ内定した・・と一部のメディアが伝えている
   次期:車動機の画像を手に入れた。



  SSC_1272.jpg


  車種は前車とかわらず・・

   でも メーカー純正ながらホワイトドレスアップ仕様なのよ

   似、似合うのか? オレに・・(滝汗)








父 退院ス - 2017.01.29 Sun



 >> SHINRA  DEEP  FIEL STORY


  |||||||||||||  2017  0129  SUN  ||||||||||||||


   小話 [  父 退院ス  ]

 
   
||||||||   寄り添う両親を写す子あり   
||||||||
 
   SSC_1162.jpg  


 1月27日 土曜日 この日、
 昼になるのを待ちきれず 我が父 帰り支度を急ぐ。

 主治医のDr.から " ほぼ回復 " とのお墨付きをいただき
 
2ヶ月に及んだ入院生活が終わった。

 事故の前と比べると
 またずいぶんと歳がとってしまったように見える。


  事故で大きなケガをし 2ヶ月寝たきりで
  ついで持病の胆嚢(たんのう)の摘出手術をこなしたのだから
  その歳を考えれば よくがんばったものだ。


 歳といえば12月の末のある日
 父は病院で誕生日を迎え 93歳になった。


 その誕生日の夜は 
 父の90年におよぶ人生のことを話しながら
 父子で眠れぬ一夜を明かした。


  ・・・・・・・  * * *  ・・・・・・・・・


    SSC_1169.jpg



 付き添いで眠れぬ夜・・こいつがツラかった。

 1月中旬まで 夜になっても
 情緒不安定だった父はほとんど寝なかったからね。

 不安からくるものなのか 強迫観念的に
 ほぼ15〜30分おきになにかしら小言や要求を言うものだから
 付き添いもぜんぜん寝られない。


  それでもわたしは 眠らせてくれない夜は
  本を読んだりしてどうにかこうにかしのげたのだが

  困ったのは徹夜明けで
  マルガメへ帰る高速道のこと。

  高速に乗るやいなや
  急襲してくるのは かつてないおそろしい睡魔・・
  1時間ほどの帰路
  そのハンパない眠気との闘争は
  ほんまに怖かった。


 まだ若い?わたしは それでもどうにかなったのだが
 どうにもならなかったのは高齢の母である。


 日に日に回復する父のよこで
 87歳になる母は 一日一日と弱ってきていた。

  わたしもできるだけ泊まりに駆けつけたが
  それでも週に1~ 2回 が限度。

  かなりツラそうな母の様子をみかねた看護師さんたちが
  ドクターストップならぬナースストップを発令した。


   おくさん
   もう私たちで対応できますから
   家に帰って休んで下さい。

 
  
 わたしも何度か帰宅強制命令をだしたのだが・・
 
 あの世代のヒトたち、とくに女性は・・ねぇ
 けっしてハイとは言わず 無理を耐えてムリをつづけてしまう。

 ほんとうのココロを、小さな声で言ってしまえば・・

  年が明けてからは・・父のことよりも 
  無理を日ごとに重ねている母のことが心配でならなかった。


 まぁ〜そんな心配も苦労もこれで一区切り。

 あとは保険、治療費のことがこれからだが
 まぁ〜それは " 事務処理 " にすぎない事案だから気が楽だ。

 たとえ治療費が、

  「 三桁万円の大台 」にのったとしても・・だ(大汗)

   ははっ (涙目)、

    祭りや! もってけぇ〜 !!!




  SSC_1212_20170129185204f58.jpg
 

  退院しての帰り道
  遠望に浮かぶ石鎚山はビシっとしばれて近くに見えた。

 
 さてと・・じつはですねぇ
 もう帰った・・かな? と期待していた負のスパイラル軍団は
 まだ伏兵を忍ばせておったようで・・

 1月中旬のこと・・
 我が愛車:エルグランド旧型:初号機は日本国の法規にしたがい
 2年一度の車検に出していた・・ら、

 そのクルマ屋さんから電話があった。

   あのぉ〜・・
   お預かりしているエルグランドですが

   どうやらエンジンが・・ですね・・
   ヘッドがどうしたらこうしたら・・のうえに、
   グロープラグが一本 溶け落ちて・・あれが こうだ・・な
   オイル漏れが激しく・・

   ということで つまり
   エンジンが・・・


  そ、それは・・

  エンジンが瀕死の状態なので もう長くはもたないから
  近縁の方々をはやく呼んだほうがイイ・・

  
ということで、つ、つまりは・・

   オレのエルグランド初号機は
   もう車検更新はムリで 2度と公道を走ることはできない

   そういうコト・・なんだね。


   おぉ〜! ツラいことですが・・

    そういうコト です。



  ||||||||||||||||||  次期支援車道機  |||||||||||||||||||||||


  という次第にて

 ただいま次期支援車動機を探している・・のだが
 次候補の 欲しいクルマが、車種がない。

  老いた両親のことや 娘や孫娘のことを考えれば
  それが年に何回かのことと考えても

  7~8人乘りでディーゼルエンジン
  できれば四駆・・という何のこと無き条件だと思ったら

  ネットで調べていくにつれ 愕然とした事実が!


   わたしのエルグランド初号機 以降の
   2001年〜のワンボックスやミニバン系のクルマは
   ほぼすべてがガソリン車設定で 

   ディーゼル設定車が 皆無なのよ。


  そうか!

   あのころ ディーゼルは
   環境悪のやり玉にあげられていたんだよな。

   く、くそっ! イシハラの野郎 アイツのせいだ。


  
  |||||||||||||||| カーセンサーお得意さま |||||||||||||||||||


  わたしのクルマに関わるやや不思議なネタを。


 エンジンがぶっ壊れて車検通らず、という今回の災難だが
 実は昨年 父の事故に前後してのこと・・


  父の事故の10日ほど前に 後輪左タイヤが釘を踏んでパンク。

  父の事故の7日ほど後に 前輪左タイヤが縁石で擦ってパンク。



 ここ20年パンクしたことがないわたしが・・
 父の事故をはさんで 半月ほどの間に2回もパンク・・って。
 そして今回の致命的エンジンの故障。

  なにかしらいくつかの運命の波のようなものが
  互いに干渉しながら通り過ぎたような・・。

 
 そんな凶兆的なことを
 クルマ屋の若きエンジニアの兄ちゃんにぼやいたら 
 優秀なるメカニックの彼が・・


  いや・・そう悪いことでもないんじゃないですか。

  2回のパンク どっちも
  停まっているときに空気抜けてますから・・

  エンジンも シリンダー内部に
  溶けたグロープラグが落ちているようですから

  高速道なんかを 走っているときにね、

  もし・・

 
  もし・・って、もしかして・・
 

   えぇ タイヘンなコトになってた・・可能性が・・。
   そうなる前に わかったんだから

   事前に知らせてくれた・・吉兆 かと。


  
な、なんか・・よかった と思えてきた。
  おまえ 若いのにイイ奴だな ・・ありがとう。



  で、2,017年 1月29日現在 
  未だ次期支援車動機の選定にいたらず。

  しかし代車で借りているアルトの新車は
  すこぶる快適である・・と言わねばなるまい。

  OVER







  

ぶっかけの山下へ - 2017.01.23 Mon




 >> SHINRA  DEEP  FIEL STORY


  |||||||||||||  2017  0123  MON  ||||||||||||||


   小話 [  ぶっかけの山下は・・  ]

 
   
||||||||   うどん特集号か!?   
||||||||
 
   FotoJet natiogeo udon 2017 0121  


 あの、ナショジオの特別版:トラベラーで
 とうとう讃岐うどんが特集扱いで・・

  というのは真っ赤なウソで
  わたしがヒマに任せてちょっと遊んでみただけ
 
  使っているうどんの写真
  これはわたしが撮ったモノホンです。
  

 このレモンの乗るはやくもヨダレたれるウドンは
 どこかしら酸味が効いている出汁ツユがたまらない・・あの・・
 あの 山下のぶっかけ である。

 この元祖 ぶっかけの山下 の大将とは
 娘の年齢と同じ年月の縁がある。


  山下うどんの現在の店舗は
  ぶっかけうどんの評判が高まるにつれ 移転2回後の3軒目。

  最初の小さな店は 
  ため池の上に店の半分が乗り出すような危うい店構えで
  池の中に立てられた柱で支えられていた。



 わたしが結婚して3年間ほど住んでいたハイツが
 そのため池うどん屋(個人的にそう呼んでいた)の近くだった。

 当時ではまだ珍しかったここの " ぶっかけうどん " にハマり
 生まれたばかり1歳に満たない娘を抱っこして通った父である。

 山下のおっちゃんは
 二枚目と言ってもいい端正な顔立ちで職人気質
 その 澄んだ眼差しが印象深い男であった。




  FotoJet Bukkake daiki 201701

    息子もうどんでぶっかけで大きくなりました。


 だから・・あれから
 店が盛況になって近くに移転した2軒目にも ふたりの子を連れ
 ぶっかけうどんを食べに通った二十数年・・

 そのたびに 山下の大将は
 子どもたちの、娘の成長を喜んでくれていたものであった。


  なんたって娘とは 
  生まれてすぐからのおつきあい・・よって たしか
  うどんの洗礼もここの店だったからね。

  娘の大学卒業のときに帰省して
  ぶっかけを食べながら大将に知らせをした記憶が
  大将と言葉を交わした最後だった・・かな。


 それから店はますます盛況となり
 3軒目の今の店舗へ新築移転して・・何度か訪れはしたが

  店の従業員も増えていて みな立ち忙しく、
  大将のいるらしい奥の厨房までが遠くて・・

  以来 顔をみていないのだが・・お元気だろうか。 

  そしてここ数年は 
  土日など けっこう行列ができるほどの人気に反比例して
  いつのまにか足が遠のいてしまっていた。
  
 
  ||||||||||||||||||| UDON GRAPHIC ||||||||||||||||||||||


   SSC_0633.jpg

     できれば山下の大将に 娘の娘を会わせたかった。


 そして こないだ・・
 正月帰省で帰っていた娘に 昼飯リクエストをうかがうと

 どこか遠くをのぞむような目で

  あぁ〜山下のおっちゃんの・・ぶっかけが食べたい。


  了解・・のぞむところである。


 2年ぶりくらい・・だろうか。

 ゆぬきのぶっかけは、やはりビシっとうまかったが
 う〜ん・・まてよ

   かつての酸味の切れ味がアマいような。


 店を出て 家に向かう車中・・娘がぼそっと語る

  やっぱり 

   おっちゃん見えんかったね。

  それに・・
  酸味の感じがちょっと変わったね
  おいしかったけれど。


  ヒトもウドンも 
  年を重ねるにつれ 世代交代なんや 
  ということなんじゃろ。


 うむ・・次に行くときには
 美味しい酢かナニかを 懐にしのばせて・・

 あぁ〜 ぶっかけが食いたくなってきた!

 よっしゃ 明日の昼は山下や!
 そして 大将が元気でおられるかどうか
 店の人に訪ねてみよう。







娘と孫娘の帰還 - 2017.01.19 Thu




 >> SHINRA  DEEP  FIEL STORY


  |||||||||||||  2017  0119  THU  ||||||||||||||


   小話 [  最後の一個のボーロは・・  ]

 
   
||||||||   わたし ごはん すき   
||||||||
 
  20170113mitsuru0743.jpg  


 どうやら・・年が明けてから・・
 
 昨年末来 
 のちに1000年に一度という天変地異級の家庭災難と記録された
 F5級:トルネード化した負のスパイラル軍の攻撃は

 その後 じょじょに勢いを失いつつあるようで
 そろそろ撤退の意あり・・のかな?・・という観測がなされている。

 あの 年が明けての・・
 友人の娘さん嫁ぐ・・の、これまた1000年に一度級の大吉報が
 春一番の大嵐となり 露払いとなったに相違あるまい。
 


  ーーーーーーーー 1000年伝説 ーーーーーーーーー
 


 あれから またまた・・
 ささやかではあるけれど ウレシきことがつづいた。

 この年末年始 オタフク感染のリスク回避のため
 我が家を迂回して あちこちの実家をたらい回し疎開していた
 娘と孫娘が・・


  や、やっと・・

    我が家に 帰ってきた!
(感涙)


 WHOO から もう感染のおそれはないとの安全宣言が出され


   
ちなみに WHOOとは
   What’s Happened Ossan Organization :
   [ 何があったんおっさん?機関 ] の略称である。



 たった4日ほどの滞在ではあったけれど・・
 
 
      SSC_0958.jpg
 


 この4日間の・・

  お題: 可愛すぎる孫娘の件について!


 と題し " ヒィーハァー! " ・・とウヒウヒと書き連ねたところで

 読んでくださっている皆さまが 
 大潮の干潮時のごとくはるか沖までココロ引いてしまうであろうことに
 気づくくらいの平常心は、まだ・・

  なんとか維持している(つもり)



  ||||||||||||||||||||||||| 国境なき爺爺団はまだ ||||||||||||||||||||||||||||



 ・・なものだから、
 可愛すぎる件については保留にして ( ←ネバい )
 
 ジィジィ溺愛観察記録から
 ちょっと気になった " 孫娘の妖しき行動 " をここに発表しよう。

 まず 正月時点そのとき我が孫娘は 1歳と3ヶ月 
 まだ片言で お母さん→ アッタん ありがとう→あっとぉ  と
 バイバイができるようになった 人類への最初の一歩レベル


 それは 孫娘が 
 見てて気持ちのいいくらいの食べっぷりで
 おやつのボーロを食べ終えようか

   ・・というときのコトであった。


 並んで座っった母である娘が 
 孫娘のことで不思議なことを語りだした。

  あのね とうさん・・



  ーーーーーーーーーー 再現ドラマ ーーーーーーーーーーー
 

 おやつを無心に食べている孫娘を前にして・・
 

  とうさん 見ててね
  この子 ごちそうさまするときにね

    ちょっと変わったコトするの。



 そのとき孫娘は 座卓前にちょこんとすわり
 おやつの 丸いボーロ菓子をお皿に盛ってもらって
 幸せいっぱいに食べていた。

 
   ん?  

     何が・・起きるん?



   シィ〜・・そぉ〜っと見てて・・
   
     最後の一個になったら・・分かるから



 そしてお皿の上のボーロが とうとう最後の一個になったとき

 これまでの勢いとは明らかにちがう
 とっても慎重なる指使いで そぉ〜とその一個のボーロをつまんで
 ゆっくり口に入れて・・モグモグする

  ・・と思いきや

 またゆっくりと口を開け 
 そぉ〜っとその口の中にある最後の一個のボーロをつまんで出し 
 慎重にさっきの皿のうえに置いた・・のである。

 
  えっ! 

     ん? ん? ん? ・・・ なんで?



  そのとき 孫娘:溺愛観察記録班は
  その口の中から お皿に返された最後の一個のボーロを
  写真におさめていた。

    コレ↓・・である。


   SSC_0176_201701191245357bc.jpg



  さて この皿に返された一個のボーロを
  このあと 孫娘はいったいどうするつもりなのか?

  沸き立つ好奇心を抑えつつ
  観察対象の行動に影響を与えないよう 息を殺し
  静かに観察をつづけた。

  すると・・孫娘は・・手と手をあわせて

      ゴッ・・タマ ( 翻訳:ごちそうさま )

  と 気持ちのいい " ごちそうさま宣言 " をするや
  立っちして かたわらのオモチャで遊びはじめてしまった(?)。


   ん? ???

     アスナよ  このあと・・どうなる?



   え? どうなる・・って・・

     もう このまま ・・やけど。



   この皿に置いた一個のボーロ もう食べないのか?


   うん もう食べんな。

     わたしが食べても 別に気にせんみたいやし



   ふぅ〜〜ん、

     ・・・・・・・・・・・ 。

   それでこの子は、

    なんで こういった儀式めいたコトをするのか?


   わたしにもわからんわ

    けど・・たぶん・・
    好きなモノが目の前からなくなってしまう・・という
    恐れや悲しさをね

    この子なりに解決してるん やろかな・・って。

     
     
   ほぉ〜・・

     わかるような わからんような・・ 
     好きな食べ物が 目の前から 消えてなくなるのが 
     どんだけ悲しかったのか?
(苦笑)


 
 それ・・でね
 次のごはんのときも どうなんかな・・って
 横目で見てたら・・

 
     SSC_1063_20170119124536b0f.jpg


  やっぱり ていねいにお皿に戻して・・ ごったま!

  しかもパンとニンジン 

    ちゃんと ふたつ 残してるよ。






  SSC_0023_2017011910450405f.jpg



  じぃじぃは想うのである。

  まだ言葉もなく
  論理的思考のできないはずの赤子が

  なんでここまで目的意識をもったような行動を様式化できる、
  もしくは そう見える のか?

  うむむ。

  人間って 
  思ってたよりも ずっと心の深度の深きところで ・・



  SSC_1143.jpg


  たった4日で 娘と孫娘は帰ってしまった。
  そのロス感ハンパなく寂しさ漂う我が家ではあるけれど

  遠く東方に馳せ想うこのさびしき気持ちは

   そうそうわるいことでもないな・・と知れり。
 

 


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